素晴らしいバイク模型のキットは沢山ありますが、エンジンフィンを1枚1枚重ねて作るキット以外では、エンジンのフィンが 厚すぎたり、フィンの深さが浅かったりと不満を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか? そこで、丈夫で加工しやすいアルミ板を使用してのエンジンフィンの製作というものを紹介していみたいと思います。 (と言いましても、単純にアルミ板を一枚一枚重ねて、削ればよいだけなのですが。) 材料と事前準備 |
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部品の切り出し 写真Aのように、各部品を切り出します。一つ一つ切る前に、 並べておいて穴をあけます。 この穴は、フィンを重ねる際、真鍮棒などに通してずれない ようにするためのものです。1つの穴でもよいと思いますが、 2本あけて、形を整える時にずれてしまわないようにしました。 一つ一つを切り出す前に適当に穴をあけますが、神経質に正確 な位置に2つの穴を作りません。適度にずれているほうが、 接着せずともがっちりはまってくれます。 また、ボルトや点火プラグのための切れこみもこの段階では 綺麗に寸法どうりに切りこむ必要はありません。 全体の形が修正されるまでに必ずずれてしまいますので最後 に揃えればいい、くらいの気持ちで適当に削ります。
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組み上がりと調整 写真Cはすべての部品を通し終えた後に、 シリンダーヘッドの後部を整えたところ。 フィンの間はまだ修正していません。 |
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削る 写真Dは全体の形を整え、フィンも紙ヤスリで削りはじめた 状態です。 フィンの幅を整える時は、カッターなどでメクレを切り取り ながら様子をみないと削り過ぎてしまいます。 また、アリエルの場合はフィンの先が曲がっていますので、 カッターなど細いものを間にいれて曲げました。 ボルトの穴はピンバイスであけます。 点火プラグ部分はカッターで切ります。 2本の真鍮棒を通していますから、この大きさでは接着剤は なくても大丈夫ですが、念のためにゼリー状瞬間接着剤を すべての間に塗っています。 ほぼ完成 |
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